スバル インプレッサ WRX STI

強力無比な加速感が特徴!!

丸山 誠



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 パワーユニットはスバル独自の水平対向4気筒2Lターボエンジン。パワートレーンはシンメトリカルAWD+自社製6速MTで従来と同様だが、ついにインプレッサは300馬力をオーバーして308馬力を達成。高回転域のパワー感が向上したのが新型の特徴だ。パワートレーン系での特徴はSIドライブの採用。走行シーンに合わせてエンジン特性を選択できる便利な機能だ。

 試乗コースは富士スピードウェイ。マルチモードDCCD(ドライバーズコントロールデフ)のセットアップをオートプラスにしてコースイン。オートプラスはオートモードよりセンターデフの差動制限を強めてより高いトラクションを確保するモードだ。加速感はとても気持ちよく、エンジンが非常に軽く回ってくれるのが印象的。レッドゾーンの8000回転まで引っ張ってシフトアップしていけば、強力な加速感が連続する。ストレートではメーター読み195km/hをマーク。速度リミッターが解除されていなかったため実速は180km/hだが、極めて安定してストレートを駆け抜ける。高速コーナーでの回頭性はとてもよく、トラクションのかかりもいい。ただし、オートプラスでラフな操作をするとアンダーステアを出しやすい。お薦めはオートマイナス。限界領域の許容範囲が広がり、ミスしても修正しやすいのだ。そのため余裕ができ、クルマと対話しながら限界時のドライビングが簡単にできる。

<丸山 誠> 最終更新:2010/04/23