とくに輸入車に多いんだけど、最近は限定車を連発する傾向がある。アルピーヌのように最初から限定車として日本に導入されることもあるが、圧倒的に多いのは追加である。ここで紹介するルノーの‟新型車“も限定モデルだ。それはそうと、ルノーの日本における認知度が初めてプジョーを超えたというデータもあるそうな。
まず人気モデルカングーのヴァンタン。ヴァンタンはフランス語で20歳という意味。ルノーの人は20周年ですと説明してたけど……。このモデルのベースグレードは「ゼンEDC」。
本国でも高く評価されているという、日本のカングー・ジャンボリーでのオーナーのアイデアを随所に取り入れたという。専用デカールやシックなファブリックシートはその例だ。ボディカラーはルージュメタリックのみである。
価格は265万9000円。200台の限定モデルで7月16日まで注文を受付ける。注文が予定台数を超えた場合は抽選になる。
もう一台はこれも人気のトゥインゴの限定車。トゥインゴは日本だけでなく欧州での評判がすこぶるいい。フランスではシェアNO.1だという。RR(リアエンジン・リアドライブ)というレイアウトのおかげで舵角がとりやすく小回りが利く(最小半径=4.2m)。パリの路地などでも扱いやすい。
こちらは有名なパティシエのピエール・エルメ・パリとコラボしたモデルでトゥインゴHPマカロンという。もちろんマカロンというのはピエール・エルメのご自慢スイーツ。パリ店オープンの20周年記念でもある。その内見会が青山店のHeavenで行われた。
7月22日までの間「Café TWINGO」という名前の喫茶店をオープンしてピエール・エルメ氏の邸宅のイメージを味わってもらおうという企画だ。期間中はスペシャル・スイーツ販売のほかオリジナルグッズも展示される。ただし、会場に現車は用意されていません、念のため。
トゥインゴHPマカロンのボディカラーはホワイトとブルー。それぞれ50台ずつ。価格は212万円。現時点でまだ在庫ありとのこと。申し込みは正規ディーラーへ。
報告:神谷龍彦
写真:佐久間健
ボディカラーはこのルージュメタリックだけ。デカールなどにジャンボリーでの声を反映した。
専用のファブリックシート。乗用車ライク。心なしか質感がアップしたように感じさせる。
専用のロゴとステッカー、サイドストライプ、16インチアルミホイール、車線逸脱警報等を装備。
シートカバーはピエール・エルメのイメージに沿ってアンフィニマンとモガドーラの2種類。
PHマカロンを記念したデセール(dessert)。5点セットで2592円。先着順でプレゼントあり。
今回の「Café TWINGO」は青山店の2階のHeaven。青山学院大学のほぼ向かい側だ。